【株式市場】円安など好感され日経平均は始値から3万円を回復し一時341円高

株式

◆日経平均は3万89円13銭(229円19銭高)、TOPIXは1982.78ポイント(11.16ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億415万株

 4月5日(月)前場の東京株式市場は、米金利上昇などを受けた円安が追い風になり、日経平均は3万円台回復の231円高で始まった。日本製鉄<5401>(東1)や日本郵船<9101>(東1)が次第高となり、東京エレクトロン<8035>(東1)などの半導体関連株は朝高のあと伸び悩んだが堅調に推移。日経平均は341円00銭高(3万195円00銭)を上値に前引けまで上げ幅200円台で推移した。

 日経平均の始値から3万円台回復を受け大和証券G本社<8601>(東1)などの証券株が上げ、三菱UFJ・FG<8306>(東1)などは米金利上昇が言われてジリ高。JPホールディングス<2749>(東1)やグローバルキッズ<6189>(東1)、ピーエイ<4766>(東2)、ベビーカレンダー<7363>(東マ)、幼児活動研<2152>(JQS)などは「子ども庁」設置方針を受け活況高。新コスモス電機<6824>(JQS)は業績上振れ期待や「3密」検知器などが注目されて再び急動意。

 新規上場のオキサイド<6521>(東マ)は買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格2800円を75%上回る4900円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は5億415万株、売買代金は1兆327億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1482銘柄、値下がり銘柄数は623銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、海運、銀行、証券/商品先物、空運、卸売り、非鉄金属、パルプ/紙、などが高い。(HC)

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