高島屋は今期黒字予想など好感され約2週間ぶりに1200円台を回復

高島屋

■一部には今期予想「未定」の予想もあったようで黒字に意外感も

 高島屋<8233>(東1)は4月13日、大きく出直って始まった後もジリ高基調を続け、10時にかけて6%高の1210円(66円高)まで上げて3月31日以来の1200円台回復となっている。

 12日の15時に発表した2021年2月期の連結決算は各利益とも赤字となり、2004年2月期以来17年ぶりの赤字になったが、今期・2022年2月期の予想は、連結売上高を19.3%増の8120億円、営業利益を130億円、親会社株主に帰属する当期純利益は100億円とし、黒字化の見通しとした。

 市場関係者の中には、今期予想の「未定」を予想していた向きもあったようで、意外感の強い決算発表だったとの見方が出ている。(HC)

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