ピックルスコーポレーションは大幅増益決算など注目され時間とともに上げ幅拡大

■内食需要の追い風が続く期待、商品開発力への評価も

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は4月14日、時間とともに上げ幅を広げ、取引開始後から30分後には6%高の3415円(205円高)まで上げ、約1週間ぶりに3400円台を回復している。

 13日の取引終了後に発表した2021年2月期の連結決算が、前期比で売上高が11.1%増加し、営業利益は44.9%増加となるなど大幅に拡大し、営業利益は会社側予想を9%近く上振れて着地。注目が再燃した。

 今期・22年2月期の予想は営業利益を5.1%の増加とするなどで伸び率を小さく取った形だが、コロナ禍の収束はまだ展望できづらい情勢のため、引き続き内食需要の追い風が続くとの見方が少なくない。また市場関係者の中には、「ブロッコリーの浅漬け」などを列挙し商品開発力に注目する様子もある。(HC)

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