ハイアス・アンド・カンパニーはTOB価格つり上げの期待など聞かれ急伸商状
- 2021/4/15 11:44
- 材料でみる株価
■旧経営陣2氏がTOBに応じるか未定としたため思惑が沸騰
ハイアス・アンド・カンパニー<6192>(東マ)は4月15日、一時ストップ高の205円(50円高)をつける急伸相場となり、11時にかけては190円(35円高)前後で推移している。くふうカンパニー<4399>(東マ)によるTOB(株式公開買付)などを発表し、注目集中となった。
4月14日の17時30分、くふうカンパニーによるTOB(株式公開買付)、賛同の意見表明、同社との資本業務提携、などを発表。TOB価格は1株につき138円とした。TOB成立後も株式上場を継続の方針。
ただ、発表の中で、「当社の旧経営陣である柿内和徳氏(以下「柿内氏」といいます。)及び西野敦雄氏(以下「西野氏」といいます。)については、応募契約は締結していないとのことですが、2021年4月14日に、本公開買付けに応じるよう当社より打診を行う予定ですが、本公開買付けに応じるか否かは未定です」とした。このため、市場関係者の中には、TOB価格を引き上げるのではといった思惑が出ている。(HC)