日水製薬が後場急伸、PCR検査薬の拡大などで業績予想を増額修正
- 2021/4/15 15:29
- 業績でみる株価
■島津製作所、東ソーの検出キット向けに迅速かつ安定供給に努める
日水製薬<4550>(東1)は4月15日の14時に業績予想の増額修正を発表し、株価は急動意となり、6%高の1036円(57円高)まで上げて年初来の高値1040円に迫っている。
2021年3月期の連結売上高は20年10月に発表した予想額を19.0%上回る見込みとし、営業・経常・純利益は同25%から31%上回り見込みとした。
新型コロナ感染症のPCR検査薬「AmpdirectTM 2019-nCoV検出キット」(株式会社島津製作所)および「TRCReady SARS-CoV-2」(東ソー株式会社)の迅速かつ安定的な供給を図り、同感染症収束への貢献に努めた結果、当該検査薬の販売が売り上げに寄与し、前回の発表を上回る予想となった。決算発表は5月上旬の予定。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)