【株式市場】NY最高値だが円高などで日経平均は伸びきれず売買代金1兆円に届かずTOPIXは軟調

株式

◆日経平均は2万9682円66銭(39円97銭高)、TOPIXは1958.16ポイント(0.97ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なく4億3212万株

 4月16日(金)前場の東京株式市場は、NYダウ・S&P500の最高値更新、為替の円高などを受け、日経平均は始値の146円39銭高(2万9789円08銭)を高値に一進一退となった。半導体株は台湾の設備増強などで東京エレクトロン<8035>(東1)などが高く、富士通<6702>(東1)も堅調だが、TOPIX(東証株価指数)は9時半頃から軟調。日経平均はも何度か小安くなる場面を見せて前引けは小幅高だった。

 HIOKI(日置電機)<6866>(東1)が四半期決算の大幅増益などを受けてストップ高。長野計器<7715>(東1)は半導体製造向け圧力センサーなどが注目され高値を更新。JMACS<5817>(東2)は今期大幅増益見通しやアスカネット<2438>(東マ)の「ASKA3Dプレート」による非接触操作機器などが材料視され連日急伸。エスユーエス<6554>(東マ)は業績予想の増額などが好感され急伸。イメージワン<2667>(JQS)は引き続き原発処理水浄化の実証実験に期待衰えず3日連続大幅高。

 東証1部の出来高概算は少なく4億3212万株、売買代金は1兆円に届かず9585億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は936銘柄、値下がり銘柄数は1107銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、鉱業、精密機器、不動産、その他製品、水産/農林、情報/通信、食料品、保険、ガラス/土石、石油/石炭、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る