【株式市場】主な業種の代表格を買う動きが何度か入り日経平均は底堅く推移し小幅高続伸

株式

◆日経平均は2万9683円37銭(40円68銭高)、TOPIXは1960.87ポイント(1.74ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少なく9億915万株

 4月16日(金)後場の東京株式市場は、三井不<8801>(東1)や第一生命HD<8750>(東1)が一段と上げて始まり、ソニー<6758>(東1)や三井住友FG<8316>(東1)は値を戻して始まるなど、主力株に広範な買いが入った様子。日経平均は97円高で始まり、13時半頃に一時下げたが持ち直し、大引けも堅調で小幅続伸となった。

 後場は、上場4日目の紀文食品<2933>(東1)が一段ジリ高で連日高値を更新し、外出自粛・家庭内食事の恩恵が期待され、ケミプロ化成<4960>(東2)は半導体製造用、有機EL製造用剤による業績拡大期待などで一段高。ウォンテッドリー<3991>(東マ)は四半期決算の大幅増益などで2日連続ストップ高。ヒーハイスト<6433>(JQS)はカーレース最高峰の「F1」第2戦『エミリア・ロマーニャGP』が今週日曜にかけて佳境を迎えるとされて14時にかけ一段高。

 東証1部の出来高概算は少なく9億915万株(前引けは4億3212万株)、売買代金は2兆556億円(前引けは9585億円)。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1021(前引けは936)銘柄、値下がり銘柄数は1051(同1107)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、保険、空運、不動産、精密機器、ガラス/土石、水産/農林、石油/石炭、繊維製品、建設、などとなった。(HC)

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