【特集】】新型コロナ感染症、ワクチン接種、PCR検査、巣ごもり関連銘柄に再注目

特集 ビジネス

 今週の当特集は、キャッチアップ・シナリオをベースに新型コロナ感染症関連株にもう一度注目、ワクチン接種関連株、PCR検査株はもちろん、巣ごもり関連の「ウイズ・コロナ」株が株高の最前線にカムバックすることを期待し、アプローチすることとした。

■最もホットな注射器関連株から検査キット株、変異株試薬株も

 ワクチン接種関連株で現在、最もホットなのは注射器株だろう。河野太郎規制改革相が、16日午前中にワクチン1瓶から6回採取できる注射器を5月10日から自治体向けに供給すると発言して、ニプロ<8086>(東1)が、後場急反発したためで幅広くフォローされそうだ。同じ注射器のテルモ<4543>(東1)のほか、注射針のマニー<7730>(東1)、注射剤容器の管瓶の不二硝子<5212>(JQS)、注射器向け金型の不二精機<6400>(JQS)などと続く。このうち不二硝子と不二精機は、今年年初に上場来高値まで買われており、これ以来のサバイバルとなる。またワクチンの保冷庫のパナソニック<6752>(東1)やツインバード工業<6897>(東2)の出直りも期待したい。

 PCR検査、変異株検査でホットなのは、4月15日にPCR検査薬キットの好調推移で2021年3月期業績を上方修正し増配も発表した日水製薬<4550>(東1)だろう。東ソー<4042>(東1)と島津製作所<7701>(東1)の製造した検査薬キットが上方修正に寄与したとした。また栄研化学<4549>(東1)は、国内大手証券の投資判断引き上げがフォローしており、東洋紡<3101>(東1)、デンカ<4061>(東1)、タカラバイオ<4974>(東1)も業績寄与が著しい。島津製は、変異薬ウイルスの検査キットと検査機器を発売済みで、H.U.グループホールディングス<4544>(東1)は抗原検査キットを手掛けている。

■PCR検査受託株、医療機器株、医療用マスク株も第1波相場再現

 PCR検査の受託関連でも、ビー・エム・エル<4694>(東1)が、受託件数の1.6倍増強を発表したばかりで前記のH.U.ホールディングス、ファルコホールディングス<4671>(東1)などとともに検査の民間委託の恩恵を享受し、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>(東マ)も、新工場建設を計画している。また「まん延防止等重点措置」適用地域拡大による病床数の逼迫では医療機器関連株の出番が想定される。人工呼吸器の日本光電<6849>(東1)は、2021年3月期業績を上方修正したばかりで、同じくテルモや陰圧装置の日本エアーテック<6291>(東1)、荏原実業<6328>(東1)、深紫外線除菌装置の日機装<6376>(東1)とともに対象銘柄に浮上する。

 防護服のアゼアス<3161>(東2)、医療用マスクの新都ホールディングス<2776>(JQS)、ヤマシンフィルタ<6240>(東1)、興研<7963>(JQS)、重松製作所<7980>(JQS)、ユニ・チャーム<8113>(東1)、除菌剤、アルコール消毒液の花王<4452>(東1)、ニイタカ<4465>(東1)、大幸薬品<4574>(東1)、フマキラー<4998>(東2)、キングジム<7962>(東1)、トラスコ中山<9830>(東1)なども、昨年の感染拡大の第1波、第2波当時は急騰を繰り返し往って来いとなっているが、この第1・第2波相場再現が有力となる。巣ごもり関連のテレワーク関連株、宅配関連株、戸建住宅株、ロードサイドの小売り株・外食株などにも人気が波及しよう。

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