近鉄グループサミット決定、窓開け急伸、私鉄中で唯一の路線
- 2015/6/8 13:03
- 株式投資ニュース
近鉄グループホールディングス<9041>(東1)は、来年の伊勢志摩サミット決定では29円高の443円と窓開けして寄付き30円高の444円まで値を上げている。
2016年のサミット開催場所に決まった伊勢志摩は私鉄で唯一、同社が有力な営業地盤としている地域。今後、外国人観光客の急増が確実視されている。
とくに、大阪と伊勢志摩をリンクさせてキャンペーンを行えば、昨年3月の開業後、やや停滞気味のアベノハルカスにも期待できるとみられている。
窓開けを埋めなければ、再上昇に向かう可能性は予想される。2013年5月の高値に対し足元では低い水準にあるため値幅妙味も膨らみそうである。