タカキタは一転増益見込みの業績予想修正など注目され大きく出直る

■21年3月期の予想営業利益は従来予想の2.6倍に

 タカキタ<6325>(東1)は4月20日、大きく出直って始まり、取引開始後は9%高の719円(58円高)まで上げ、3月31日以来の700円台復帰となっている。19日の16時、2021年3月期の業績予想(個別)の増額修正を発表し、注目し直された。

 21年3月期の予想営業利益は、20年10月に発表した従来予想の2.6倍の3.99億円の見込み(前期比5.6%増)に、純利益は同2.6倍の3.14億円の見込み(同19.8%増)に見直した。各利益とも前期比で一転、増益に転換する。決算発表は4月28日頃の予定。

 新製品の投入効果に加え、農林漁業者を対象とした政府の経営継続補助金の後押し、畜産関連事業での受注残などが要因とした。(HC)

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