王子HDは後場業績予想の増額修正を受けて急動意、パッケージング事業の上振れなど寄与

■21年3月期の営業利益は従来予想を20%上回る額に

 王子ホールディングス(王子HD)<3861>(東1)は4月20日の後場、13時過ぎに急動意となり、727円(11円高)まで上げて日経平均の590円安などに逆行高となった。13時、2021年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、注目が再燃している。3月決算の発表は5月13日の予定。

 21年3月期の予想連結営業利益は20年11月に発表した予想を20.0%上回る額とし、親会社株主に帰属する当期純利益は同37.1%上回る額とした。20年11月に下方修正を発表したが、その後、国内、東南アジアのパッケージング事業で製品の販売が上振れしたことやコストダウン、為替差益の発生などが要因とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る