ヤスハラケミカルが年初来の高値、第3四半期までで通期利益予想を上回り注目続く

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■東証1部銘柄が重く好業績の中小型株に資金が退避

 ヤスハラケミカル<4957>(東2)は4月21日、一段高で始まり、取引開始後は%高の638円(18円高)まで上げて年初来の高値を連日更新している。第3四半期までの業績動向が好調で、東証1部銘柄が重いため好業績の中小型株に資金が退避とみられている。

 1月下旬に発表した第3四半期決算(2020年4月~12月・累計)は、営業利益が2.2億円となり通期予想の1.4億円を大きく超過した。純利益は1.1億円で通期予想に並んだ。会社側は通期予想を増額修正しなかったため、受け止め方は分かれるが、株価は通期業績の上振れ期待が優勢の展開になっている。(HC)

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