リンテック セキュリティーラベル素材の新製品として、新設計のラベル素材を開発
- 2014/12/9 11:10
- IR企業情報
■12月15日から全国販売を開始
リンテック<7966>(東1)は、ラベルの貼り替え・改ざん防止対策に役立つセキュリティーラベル素材の新製品として、塩ビフィルムベースに代わる新設計のラベル素材を開発。12月15日から全国販売を開始する.
リンテックでは、一度貼ったラベルを剥がすと、表面基材が壊れて被着体に残るぜい質タイプや、「開封済」などの文字が現れる特殊処理を施したタイプなど、ラベルの貼り替え・改ざん防止対策に役立つセキュリティーラベル素材をラインアップしている。
一般的に、ぜい質タイプのラベル素材は、表面基材に非常にもろい塩ビフィルムを使用している。表面基材が壊れやすいため、ラベルの再使用・転用防止などに優れた効果を発揮するが、ラベル製造時の抜き加工といった面からの課題があった。
今回発売するのは、表面基材に特殊ポリプロピレン系フィルムを使用した新設計のセキュリティーラベル素材。ラベルを剥がす際に表面基材が裂けるように壊れる性能とラベル製造時の抜き加工適性を兼ね備えている。表面基材の層間で壊れるタイプのため、ラミネート加工を施してもセキュリティー性を維持する。
貼り替え・改ざん防止対策ラベルや製品の注意書きラベル、値札ラベルなどのさまざまな用途に使うことが出来る。同社では、非塩ビ系の特殊フィルムを使用した同製品を幅広い業界に向けて提案し、セキュリティーラベル素材の使用シーンの拡大に努める。