ユーグレナは小高い、カーボンニュートラルのバイオディーゼル燃料が注目される

■新日本化成株式会社(千葉市)が使用開始と発表し注目再燃

 ユーグレナ<2931>(東1)は4月21日、3%高の940円(28円高)まで上げたあとも堅調に推移し、反発基調となっている。20日、同社のバイオディーゼル燃料を新日本化成株式会社(千葉市)が使用開始と発表し、材料視されている。

 発表によると、このほど、新日本化成が製造・販売する環境浄化製品「AdBlue」(アドブルー)の配送車両が、ユーグレナ社の次世代バイオディーゼル燃料「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を使用開始した。

 ユーグレナバイオディーゼル燃料は、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)と使用済み食用油を原料に使用し、車両自体の内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料。原料となるユーグレナが成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルを実現する。(HC)

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