■新型コロナ治療薬実現への期待が再燃
富士フイルムホールディングス(富士フイルムHD)<4901>(東1)は4月22日、買い気配で始まり、取引開始後は7003円(153円高)まで上げて4月15日につけた高値7049円に向けて出直っている。
21日付で、富士フイルム富山化学が「抗インフルエンザウイルス薬『アビガン』新型コロナウイルス感染症患者を対象とした新たな臨床第3相試験を国内で開始」と発表し、新型コロナ治療薬実現への期待が広がった。
『アビガン』は、2020年前半、著名芸能人の新型コロナ感染が相次いだ頃から注目され、重症化を防ぐ可能性などが取り沙汰されてきた。(HC)