アルプス物流が急伸、電子部品物流の好調などで業績予想を増額修正

■消費物流も好調で営業利益は従来予想を26%上回る見込みに

 アルプス物流<9055>(東1)は4月22日、急反発で始まり、取引開始後は7%高の945円(62円高)まで上げて大きく出直っている。21日の17時に業績予想の増額修正を発表し、注目が再燃した。

 2021年3月期の連結業績予想を、売上高は20年12月発表の従来予想を4.8%上回る1005.6億円の見込みとし、営業利益は同じく25.9%上回る47.2億円の見込みとするなど、全体に増額修正した。

 電子部品物流が前回の予想以上に好調で、電子部品業界の市況回復や新規ビジネスの受注獲得が進むとともに、特に期末にかけては荷動きが一段と活発化。また消費物流事業においても、新型コロナウイルスの影響で外出自粛や在宅勤務の継続に伴い、想定以上に宅配ビジネスが堅調に推移した。(HC)

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