キヤノンMJが年初来の高値を一気に更新、第1四半期大幅増益で通期業績予想を増額修正

■在宅勤務需要などでインクジェットプリンターなど引き続き好調

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)<8060>(東1)は4月26日、買い気配で始まり、取引開始後は8%高の2729円(202円高)まで上げて年初来の高値を一気に更新した。23日の15時、大幅増益の第1四半期決算と業績予想の増額修正を発表し、好感されている。

 第1四半期(2020年1~3月)の連結業績は、営業利益は前年同期比36.2%増の105.8億円となるなど、各利益とも大幅な増益となった。

 これを受け、今12月期の連結業績予想の増額修正も発表。在宅勤務需要などによりインクジェットプリンターが引き続き好調に推移していることや、ITソリューションについても当初計画を上回る見通しとなったことなどを踏まえ、通期の営業利益は21年1月に公表した予想を4.6%上回る340億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく4.4%上回る235億円の見込みに変更することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る