クリーク・アンド・リバー社はインドネシア大使館とのクリエイティブエコノミー分野で相互協力の覚書を締結

■クリエイティブ分野の日本・インドネシア協業連携支援を確認

 プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開するクリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>(東1)は、在本邦インドネシア共和国大使館(インドネシア大使館)とのクリエイティブエコノミー分野における相互協力の覚書を締結した。

■インドネシア大使館主催のクリエイティブ・エコノミー・カンファレンスに参加

 インドネシア共和国は、クリエイティブエコノミーを「個人の創造性と創意工夫の活用によって富と雇用を生み出すための、個人の創造性、スキル、才能」の活用から派生するものと定義しており、アプリケーションとゲームの開発者、建築家、インテリアデザイン、ビジュアルコミュニケーションデザインなど、クリエイティブ産業を16のサブセクターと定義づけている。インドネシア大使館は、クリエイティブ経済の分野での両国の協力を促進することで、パンデミックの中の国内と世界経済の回復の加速に貢献していく。

 C&R社は1990年にクリエイティブ領域に特化したクリエイター・エージェンシーのパイオニアとして事業をスタート。映像、ゲーム、Web、広告・出版、電子書籍等のクリエイター約85,000名と、パートナープロダクション約1,000社をネットワークし、エージェンシー事業(派遣・紹介)、プロデュース事業(請負・アウトソーシング)、ライツマネジメント事業(知的財産)を総合的に展開している。ゲーム分野では、社内に500名を超える日本最大級のゲーム開発スタジオを持ち、年間200タイトル以上のゲーム制作を行っている。今後、インドネシア大使館との協力体制をもとに、インドネシア企業との協業を推進し、クリエイターの生涯価値の向上およびクリエイティブ分野のグローバルな事業拡大を目指していく。

 4月28日(水)の覚書の調印に伴い、インドネシア大使館主催のカンファレンス JAPAN-INDNESIA VIRTUAL CONFERENCE ON CREATIVE ECONOMY(JI VCCE)を開催した。観光クリエイティブエコノミー省 副大臣立ち合いのもと、インドネシアのクリエイティブ関連企業7社とC&Rグループのゲーム、VR、映像、Webなどの事業との相互プレゼンを行った。

※クリエイティブエコノミーとは(UNCTAD【国連連合貿易開発会議】より)
 人間の創造性とアイデア、および知的財産、知識、技術の間の相互作用に基づいて構築された常に進化する概念。本質的には、「クリエイティブ産業」の基盤となるのは知識に基づく経済活動。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る