京写の前3月期は従来予想を大幅に上回り営業・経常利益が黒字転換

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■中期計画を2年延長し営業利益率は従来目標の4.7%を5.3%に

 京写<6837>(JQS)は4月30日の16時、2021年3月期の連結決算を発表し、営業利益は1月に開示した従来予想である0.7億円の赤字に対し0.98億円の黒字で着地。従来予想を大幅に上回る好決算となった。

 売上高については従来予想を若干上回る173.34億円(従来予想比0.2%増加)結果となったが、利益面では、国内外での生産性向上策や業務効率化による経費節減に加え、品質の改善が進み、特に国内のプリント配線板事業の収益力が向上。経常利益は従来予想の0.1億円の赤字に対し1.59億円の黒字となった。また、親会社株主に帰属する当期純利益も従来予想より大幅に改善し1.3億円の赤字にとどまった。

 同時に、2019年4月に策定した中期経営計画(2020年3月期~24年3月期)の最終年度を2年延長する見直しを行い、数値目標のうち連結営業利益は従来目標の15億円を16億円に(営業利益率は4.7%から5.3%に)見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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