【GW後の注目株】ブームのソロ・キャンプ、感染リスク低減でロードサイド銘柄に注目

注目銘柄

【緊急事態宣言解除後の先取り銘柄】

■ブームの「ソロ・キャンプ」関連銘柄に注目

 連休明け後(アフターGW)は、外部材料に影響を受け難い身近なディフェンシブ系のアウトドア関連株へアプローチ。関連需要の動向も伝えられ、話題性が高まる展開を想定したい。ソーシャルディスタンス人気内包でブームの「ソロ・キャンプ」関連株が浮上する。

 スノーピーク<7816>(東1)は、前2020年12月期業績を上方修正し、今2021年12月期業績の続伸を予想している。またヒマラヤ<7514>(東1)は、今8月期業績を上方修正、大幅黒字転換とV字回復を見込んでいる。ヒマラヤのPER評価は11倍台にとどまる。

■感染リスク低減でロードサイド銘柄に注目

 「三密」回避で感染リスクが低減されるロードサイド店舗への投資アプローチは、再々発出された緊急事態宣言でどのような休業・営業時間短縮の制限を受けるか見極める必要がある。この先行きの動向を占うカギとなる銘柄が浮上するはずで、前2回の緊急事態宣言発出下で業績を伸ばしてきた銘柄となる。

 前2021年2月期業績を郊外店舗への来客数の増加で4回も上方修正し、今2月期純利益も連続過去最高更新と見込んでいる西松屋チェーン<7545>(東1)、前2021年8月期業績をテレワーク関連商品などの寄与で上方修正し、今8月期業績も上方修正したコジマ<7513>(東1)、郊外店でのテイクアウト商品展開で月次売り上げが2ケタ増と外食産業の勝ち組となった日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQS)などが有力な指標株として注目されそうだ。西松屋のPERは11倍台、コジマは10倍台の評価でしか過ぎない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る