商船三井はSeajacks社運航船が秋田港・能代港洋上風力発電基礎の据付を開始

 商船三井<9104>(東1)が出資する洋上風力発電設備設置船(SEP船)の保有・運航会社 Seajacks International Limited社(本社:英国ノーフォーク州「Seajacks社」)において、同社グループの日本法人を通じて保有する日本籍作業船「Seajacks Zaratan」(シージャックス ザラタン、「本船」)が4月16日に秋田港に入港した。(写真=秋田港に入港したSEP船)

 本船は、秋田洋上風力発電株式会社(社長:岡垣啓司、本社:秋田県秋田市)が秋田港と能代港で開発を進める国内初の商用大型洋上風力発電事業において、風車や基礎の据付業務を請け負う鹿島建設株式会社(社長:押味至一、本社:東京都港区)とSeajacks社の日本法人が締結した契約に基づき、4月末より基礎据付工事を開始する予定。

 商船三井グループは、今後も洋上風力発電事業をはじめとした「環境・エミッションフリー事業」を積極的に推進・育成し、環境負荷低減に努めていくとしている。

 SEP船(Self-Elevating Platform)は、プラットフォームに海底着床、および昇降の為の脚を装備し、プラットフォームを海面上に上昇させてクレーンによる洋上風力発電設備の設置作業を行う作業船。プラットフォームを波浪の届かない高さまで上昇させて保持することにより、波浪中でもクレーンを用いた作業を行うことができる。洋上風力発電設備据付作業の他、油井/ガス井のメンテナンスを支援する作業等に従事している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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