【注目の巣ごもり関連株】タカショーはガーデニング用品の販売拡大につながる展開を想定

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■PER12倍と割安修正で昨年の2.6倍化相場の再現も期待

 ガーデニング用品販売のタカショー<7590>(東1)は29日、6円安の742円と変わらずを挟み4営業日続落した。3月5日につけた年初来安値670円から100円幅で底上げした同社株にも目先の利益を確定する売り物が続いている。

 ただこの年初来安値からの上げ幅の3分の1押し水準まで調整したこととなり、テクニカル的にも下値は押し目買いに一考余地がある。ファンダメンタルズ的にも全般相場急落は、世界的な新型コロナウイルス感染症の感染拡大を引き金とし、国内でも大阪府に続き東京都、兵庫県、京都府などが緊急事態宣言の再々発出で、これに伴う巣ごもり需要が同社のガーデニング用品の販売拡大につながる展開が想定されるためだ。

 実際に同社の前2021年1月期業績は、ガーデニング用品への巣ごもり需要で期中に3回も上方修正され、配当も増配されており、今2022年1月期業績にも連想が働こう。PERは12倍台と割安であり、昨年の大化け相場の再現期待を高め、まず年初来高値902円抜けから昨年来高値968円を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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