スガイ化学は業績予想の増額や大阪の新型コロナ重症病床100%超など材料視され急伸
- 2021/5/6 12:00
- 業績でみる株価
■気管支、血栓製剤などの中間物を製造するため思惑買いの見方も
スガイ化学工業<4120>(東2)は5月6日、飛び出すように急伸し、10時30分にかけて12%高の1792円(194円高)まで上げて約2か月半ぶりに1700円台を回復している。
前取引日(4月30日)の17時に2021年3月期の業績予想の大幅な増額修正を発表し、営業利益は従来予想を43%上回る額に、純利益は同じく98%上回る額に見直し、注目集中となった。
また、気管支収縮抑制作用を有する新しいタイプの喘息薬の中間物、血栓防止剤などの医薬の中間物、などを製造するため、新型コロナ関連報道で「大阪、重症患者の病床運用率100%超える」(NHKニュースWEB5月6日5時13分)と伝えられたことなどを連想材料として注目する動きもあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)