BEENOSは第2四半期大幅減益だが部門別の好調など注目され10%高

銘柄フラッシュ

■連結決算は「反動減」大きいがグローバルコマース部門など好調

 BEENOS<3328>(東1)は5月7日、急反発となり、9時30分にかけて10%高の3265円(312円高)まで上げ、4月につけた2015年以来の高値3310円に向けて出直っている。

 6日15時に発表した第2四半期の連結決算(2020年10月~21年3月・累計)は営業、経常利益とも前年同月比71~72%減だったが、減少要因として、前第2四半期に計上した営業投資有価証券の売却(約28億円)の反動減とし、経営指標として重視している流通総額(国内外における商品流通額)は同30.2%増加したとしたことなどが注目されている。

 グローバルコマース部門では、19年11月に業務提携したメルカリのフリマアプリ「メルカリ」の流通額が順調に拡大したことなどで、同部門の売上高は同36.9%増加し、同営業利益は同64.8%増加したとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る