Jトラストが出直り強める、シンガポールでの実質勝訴判決に基き損害額の回収続く

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■値幅調整の局面を通過し日柄調整もかなり進展の見方

 Jトラスト<8508>(東2)は5月7日、続伸基調となり、10時にかけて9%高の271円(23円高)まで上げて出直りを強めている。連休途中の4月30日、シンガポールでの実質勝訴判決に基いて720万米ドルを受領したと発表。今後も損害額の回収が続く見通しとし、注目されている。

 4月30日、シンガポールでの訴訟案件について「開示事項の経過」(進展)を発表し、実質的な勝訴判決に基づく一部履行として720万米ドルの受領を発表した。これまでに54,00万米ドル及び95万8169.05シンガポールドルを回収。今後も、当該判決に基づく債権の残額の回収に向けて引き続き尽力していく方針とした。

 株価は今年2月に318円まで上げ、その後は調整基調となっていた。ただ、ここ1ヵ月ほどは横ばいで推移。値幅調整の局面を通過し、日柄調整を待つ局面との見方があった。連休明けは、その日柄調整もかなり進展し終えた雰囲気との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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