ビューティガレージの15年4月期は増収大幅増益、今期も最高益を更新

■株式の立会外分売も発表

ビューティガレージ<3180>(東マ)

は9日、15年4月期の連結業績及び株式の立会外分売を発表した。

連結業績の売上高は前年同期比12.7%増の72億7500万円、営業利益は同24.1%増の3億7600万円、経常利益は同32.5%増の3億9100万円、純利益は同44.5%増の2億4900万円と増収大幅増益となり、各利益とも過去最高益を更新した。

同社グループは、ビューティサロン向けに、ITとリアルを融合連携させ、美容商材の物販事業と開業・経営ソリューション事業を手掛ける。同社グループでは、化粧品・消耗品などのリピート商材の商品ラインアップ拡充により「フロー&ストック型の収益構造への転換」などを目指し、各種取組みを実施している。これにより、発表によると15年4月末時点でのアクティブユーザ(過去1年間に1回以上購入したユーザ)は77,626口座(前年同期比11,495口座増)に伸長し、売上高は堅調に推移した。

利益面では、店舗設計事業や周辺ソリューション事業での売上総利益率の改善などに加えて、積極的なプロモーション活動に注力しつつも、販管費の圧縮に努力したことで、各損益で大幅な増益となった。

今期通期業績見通しは、売上高84億8800万円(前期比16.7%増)、営業利益4億6700万円(同24.3%増)、経常利益4億5800万円(同17.0%増)、純利益3億100万円(同21.2%増)とし、前期に続き各利益とも最高益を更新する見込みである。

また、同日に株式の立会外分売を発表した。今回の立会外分売は市場第1部への市場変更における形式要件である株主数の充足を目的としている。分売予定株式数は298,500株、分売予定期間は6月24日(水)~6月30日(火)で、分売値段は分売実施日の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する。

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