【注目集中】日本ケミコンは大幅な黒字転換と今期の利益倍増予想など注目され値上がり率1位

銘柄

■前3月期の純利益は為替差益が加わり46%上ぶれ着地

 日本ケミコン<6997>(東1)は5月11日、急伸し、9時30分にかけては16%高の2048円(280円高)まで上げ、東証1部銘柄の値上がり率トップに躍り出ている。10日の15時に2021年3月期の連結決算などを発表し、各利益とも前期比で大幅に黒字転換し、純利益は為替差益が加わり大幅に上ぶれた。また、今期予想も大幅増益とし、注目集中となった。

 21年3月期の連結純利益は、為替差益が加わったことなどで20年5月に開示した従来予想を46%上回る20.9億円で着地した。前期は約59億円の赤字だった。今期・22年3月期の連結業績予想は、営業利益を前期の2.1倍の62億円とし、純利益も同2.1倍の42億円とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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