「HottoMotto」「やよい軒」を展開するプレナスはスマート農業による田植えを開始

■海外の「ほっともっと」「やよい軒」へ輸出

 プレナス<9945>(東1)は、海外の「ほっともっと」、「やよい軒(YAYOI)」などに国産米を輸出するため、2月から埼玉県加須市に農地を借り受け、田んぼの整備、種子の準備を進めてきた。5月10日(月)から最先端技術の活用や様々な栽培方法を導入したスマート農業による田植えを開始した。同社は、持ち帰り弁当の「HottoMotto(ほっともっと)」と定食レストランの「やよい軒」を国内に2866店舗、海外9カ国・地域に259店舗の計3125店舗を展開している(2021年3月末現在)。

■スマート農業による米づくりへの挑戦

 埼玉県加須市の「プレナス加須ファーム」は、3月末現在、12圃場、約2.5haを展開している。水田では、日々の水管理を遠隔で管理するクラウド型水管理システムや作付計画、作業指示、作業記録など日々のデータを“見える化”したシステムを導入するなど、生産性の高い稲作経営を目指している。また今回実施する田植えでは、ドローンを使い水田に直接種をまく直播栽培や育苗箱内の籾数を倍にして効率性を高めた密苗栽培の導入、品種においても、暑さ、病害虫に強く、埼玉県の推奨品種である「彩のきずな」や収穫量の多い「あさひの夢」を使用するなど、栽培方法や品種を掛け合わせた様々なパターンを検証し、生産性の高い稲作経営に挑戦する。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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