武蔵精密は急伸後もジリジリ上げる、前期決算が大幅に上振れ今期は大幅増益を見込む
- 2021/5/13 10:45
- 業績でみる株価
■前3月期の連結営業利益は予想を50%上回る
武蔵精密工業<7220>(東1)は5月13日、急反発で始まった後もジリジリと上げ幅を広げ、10時過ぎには17%高に迫る2124円(304円高)まで上げて大幅高となっている。12日の15時に発表した2021年3月期の連結決算が今年2月開示の従来予想を大幅に上回り、今期は大幅増益の見込みとしたため注目集中となった。
21年3月期の連結営業利益は予想を50.2%上回り、純利益は同75.7%回る着地となった。ASEANや中国、欧州で売上高が前回発表予想値を上回って推移したほか、企業体質の改善努力も奏功した。今期・22年3月期の連結業績予想は、売上高を2300億円(前期比12.4%増)、営業利益を160億円(同113.1%増)、親会社株主に帰属する純利益は102億円(同38.2%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)