Jトラストのアジア法人が4月に続き裁判判決の一部履行として125万米ドルを受領

■今回の回収分は昨日開示した業績予想の増額修正には未反映

 Jトラスト<8508>(東2)は5月14日の17時30分、「開示事項の経過」を発表し、シンガポール共和国の控訴裁判所での訴訟判決の一部履行として、Jトラストアジアが相手方から125万米ドルを受領と発表した。

 これまでに6120万米ドル、および95万8169.05シンガポールドルを回収しており(21年4月30日付の同社「開示事項の経過」)、さらに、21年5月14日、当該判決の一部履行として125万米ドルを受領した。Jトラストアジアは、当該判決に基づく利息を含めた債権の残額の回収に向けて引き続き尽力していく方針とした。

■月次動向はJトラスト銀行インドネシアの貸出金残高など好調拡大

 Jトラストは5月13日に第1四半期の連結決算と今12月期の通期業績予想の大幅な増額修正を発表した。今回の受領、回収分は、この業績の修正予想には未反映としており、今後の更なる回収に期待が集まっている。14日には4月の月次動向も発表し、Jトラスト銀行インドネシアの貸出金残高などが好調に拡大している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る