ケンコーマヨネーズは22年3月期減益予想だが上振れの可能性

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 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は5月14日の取引時間終了後に21年3月期連結業績を発表した。新型コロナウイルスの影響で外食産業向けが落ち込んで減収減益だった。22年3月期は商品ラインナップ拡充や販路拡大などで増収を見込むが、主要原料の価格高騰の影響で減益予想としている。ただし原料価格が落ち着けば上振れの可能性がありそうだ。株価は安値圏で軟調だ。目先的には減益予想を嫌気する可能性もあるが、下値限定的だろう。

■21年3月期減収減益、原料価格高騰で22年3月期減益予想

 21年3月期連結業績は、売上高が20年3月期比8.0%減の685億02百万円、営業利益が31.9%減の19億76百万円、経常利益が31.7%減の20億50百万円、親会社株主帰属当期純利益が29.2%減の14億58百万円だった。配当は11円減配の20円(第2四半期末8円、期末12円)とした。

 主力の調味料・加工食品事業(サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類)は12.7%減収で36.1%減益だった。新型コロナウイルスの影響で外食産業向けが落ち込んだ。総菜関連事業等は12.7%増収で36.6%増益と伸長した。外出自粛に伴って量販店での需要が高まった。子会社における設備投資の効果や売上拡大に伴う収益改善も寄与した。

 四半期別に見ると、第1四半期は売上高157億19百万円で営業利益55百万円の赤字、第2四半期は売上高178億14百万円で営業利益5億85百万円、第3四半期は売上高186億22百万円で営業利益10億12百万円、第4四半期は売上高163億47百万円で営業利益4億34百万円だった。

 22年3月期連結業績予想は、売上高が21年3月期比6.9%増の732億円、営業利益が27.6%減の14億30百万円、経常利益が26.9%減の15億円、親会社株主帰属当期純利益が28.0%減の10億50百万円としている。配当予想は5円減配の15円(第2四半期末7円、期末8円)である。

 テイクアウト需要に対応した商品ラインナップ拡充や販路拡大などで増収を見込むが、主要原料の価格高騰の影響で減益予想としている。ただし原料価格が落ち着けば上振れの可能性がありそうだ。

■株価は下値限定的

 株価は安値圏で軟調だ。目先的には減益予想を嫌気する可能性もあるが、下値限定的だろう。5月14日の終値は1762円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS63円73銭で算出)は約28倍、時価総額は約290億円である。

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