ディ・アイ・システムは21年9月期利益上振れの可能性、株価は出直り期待

(決算速報)
 ディ・アイ・システム<4421>(JQ)は5月14日の取引時間終了後に21年9月期第2四半期累計連結業績を発表した。エンジニアの稼働率が回復し、販管費抑制も寄与して大幅増益だった。通期予想を据え置いたが、第2四半期累計の利益進捗率が高水準であり、通期利益予想は上振れの可能性が高いだろう。収益拡大を期待したい。株価は上値を切り下げる形だが、好業績を評価して出直りを期待したい。

■21年9月期2Q累計大幅増益、通期利益は上振れの可能性

 21年9月期第2四半期累計連結業績(4月16日に売上高を下方、利益を上方修正)は、売上高が前年同期比5.0%増の22億54百万円、営業利益が79.0%増の1億75百万円、経常利益が79.0%増の1億75百万円、四半期純利益が97.2%増の1億21百万円だった。

 主力のシステムインテグレーション事業は5.1%増収で12.5%増益だった。エンジニアの稼働率が回復した。教育サービス事業は1.6%減収だがリモート研修サービスが順調に推移して2.3倍増益だった。

 四半期別に見ると、第1四半期は売上高10億60百万円で営業利益52百万円、第2四半期は売上高11億94百万円で営業利益1億23百万円だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が20年9月期比15.2%増の49億33百万円、営業利益が70.0%増の1億81百万円、経常利益が63.9%増の1億80百万円、親会社株主帰属当期純利益が55.6%増の1億21百万円としている。

 需要が堅調に推移し、先行投資に係る一時的費用の一巡も寄与して、大幅増収増益予想としている。第2四半期累計の進捗率は売上高45.7%、営業利益96.7%である。利益進捗率が高水準であり、通期利益予想は上振れの可能性が高いだろう。収益拡大を期待したい。

■株価は出直り期待

 株価は上値を切り下げる形だが、好業績を評価して出直りを期待したい。5月14日の終値は955円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS39円74銭で算出)は約24倍、時価総額は約29億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る