ケイアイスター不動産がストップ高、前期営業利益96%増の大幅増益決算など好感される

ストップ高 上がる 高い

■今期は23%増を想定、木材価格高騰には「協会」で対応

 KIスター不<3465>(東1)は5月17日、買い気配のまま急伸し、9時30分前にストップ高の4335円(700円高)で売買されて急伸商状となっている。

 14日15時に2021年3月期の連結決算を発表し、営業利益が前期比95.5%増の125.61億円となるなど、各利益とも前期比2倍前後の大幅増益となった上、今期、22年3月期の予想も連結営業利益を154億円(前期比22.6%増)としたことなどが好感されている。

 戸建住宅業界を巡っては、このところ、建築用木材の国際価格高騰に関する報道があり逆風要因とされている。北米での需要増加、生産国や輸送事業での新型コロナの影響などが要因とされる。こうした中で、同社とオープンハウス<3288>(東1)、三栄建築設計<3228>(東1)は、4月に一般社団法人・日本木造分譲住宅協会を設立し、国産木材の活用などをはじめとする「SDGs」活動の積極化を目指すとした。この週末は住宅用木材の直接仕入れも行うとの報道があった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る