【株式市場】ワクチン接種拡大期待などで日経平均は快調に上げ一時656円高

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8402円64銭(577円81銭高)、TOPIXは1907.22ポイント(28.26ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億2247万株

 5月18日(火)前場の東京株式市場は、日本製鉄<5401>(東1)やトヨタ自<7203>(東1)が高く始まった後もジリ高となり、NY株が3指数とも反落したにもかかわらず主力株が強い展開になった。日経平均は106円高で始まったあと快調に上げ、国内GDP速報値が底堅いとの見方や、ワクチンの大規模会場接種への予約旺盛なため接種促進への期待もあり、11時過ぎには656円07銭高(2万8480円90銭)まで上げて前引けも大幅高となった。

 ケイアイスター不<3465>(東1)が前週末の大幅増益決算などを受け昨日のストップ高に続き連日活況で一段高。同じく東洋刃物<5964>(東2)は2日連続ストップ高。Jトラスト<8508>(東2)は東南アジアでの実質勝訴による債権回収などで連日上値を指向。ITBookHD<1447>(東マ)は昨日発表の決算など好感されストップ高。NexusBank<4764>(JQS)は四半期決算を再評価とされ大幅反発。

 東証1部の出来高概算は6億2247万株、売買代金は1兆3517億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は1766銘柄、値下がり銘柄数は358銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、非鉄金属、保険、鉄鋼、鉱業、サービス、精密機器、石油/石炭、不動産、金属製品、機械、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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