【株式市場】景気関連株が強く日経平均は後場一段と上げTOPIXは1週間ぶりに1900ポイント回復

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8406円84銭(582円01銭高)、TOPIXは1907.74ポイント(28.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億3150万株

 5月18日(火)後場の東京株式市場は、太陽誘電<6976>(東1)などの電子部品株や半導体関連株が一段と強含み、前場上げた日本製鉄<5401>(東1)なども一段ジリ高となり、不動産株や海運株の一角も一段ジリ高。日経平均は14時過ぎに前場の高値を抜いて656円34銭高(2万8481円17銭)まで上げ、終値で2日ぶりに2万8000円台を回復した。TOPIXは5月11日以来の1900ポイント回復となった。

 後場は、17日に決算などを発表したティラド<7236>(東1)、14日に発表したテモナ<3985>(東1)やアライドテレシスHD<6835>(東2)、SPEEE<4499>(JQS)が一段高。キャリア<6198>(東マ)は四半期決算の赤字縮小や大規模ワクチン会場受託が材料視され急反発。テセック<6337>(JQS)は11日の決算発を境に相場一変とされて一段高。

 東証1部の出来高概算は12億3150万株(前引けは6億2247万株)、売買代金は2兆7535億円(同1兆3517億円)。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は1817(前引けは1766)銘柄、値下がり銘柄数は322(同358)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、保険、非鉄金属、鉱業、精密機器、サービス、海運、機械、不動産、石油/石炭、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る