【株式市場】NY株安など受け日経平均は反落するが朝方の一時564円安を下値に回復基調

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8008円09銭(398円75銭安)、TOPIXは1894.14ポイント(13.60ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億7599万株

 5月19日(水)前場の東京株式市場は、NY株の3指数続落を受けて株価指数の先物が先行して下げ、日経平均も375円安で始まったが、9時10分頃の563円86銭安(2万7842円98銭)を下値に持ち直す展開となった。ソニー<6758>(東1)は早々に堅調転換し切り返しが早く、日本製鉄<5401>(東1)は安いが底堅い。日経平均は前引けにかけて2万8000円出没となった。

 荏原実業<6328>(東1)が通期予想を上回る四半期利益と株式分割の発表など好感され上場来の高値を更新。生化学工業<4548>(東1)は関節機能改善剤を小野薬<4528>(東1)が発売との発表など材料視され続伸し戻り高値。ジー・スリーHD<3647>(東2)は新事業(マグネシウム電池事業)期待相場が再燃とされストップ高。和心<9271>(東マ)は18日の臨時報告書の提出により特別利益などを再認識とされストップ高。クルーズ<2138>(JQS)は子会社のスマホ新ゲームが材料視され急伸。

 東証1部の出来高概算は5億7599万株、売買代金は1兆1932億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は760銘柄、値下がり銘柄数は1309銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、海運、ゴム製品、精密機器、銀行、その他製品、空運、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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