【株式市場】百貨店株など次第に下げ幅を縮め日経平均は後場堅調に推移し反発

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8098円25銭(53円80銭高)、TOPIXは1895.92ポイント(0.68ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少なく9億9465万株

 5月20日(木)後場の東京株式市場は、アドバンテスト<6857>(東1)が一段ジリ高など、前場に続いて半導体株が強く、高島屋<8233>(東1)や日本航空<9201>(東1)が次第に下げ幅を縮め、ワクチン接種拡大後の景気回復を先取る様子も。前引けに小安かった日経平均は小高く始まり、一時軟化したが13時以降は堅調に推移。大引けは小幅だが2日ぶりに反発した。

 後場は、ペッパーフードS<3053>(東1)が一段ジリ高となり、月次動向の大幅な伸びなどを材料視。スプリックス<7090>(東1)は9月決算への期待が強いとされて一段高。テラプローブ<6627>(東2)は第1四半期の大幅増益などへの評価再燃とされて高値に急接近。Fringe81<6550>(東マ)はSansan<4443>(東1)との提携などが材料視され大引けまで買い気配のままストップ高。システム・ロケーション<2480>(JQS)は中期計画が材料視され朝方急伸したまま値を保ち大幅高。

 東証1部の出来高概算は少な目で9億9465万株(前引けは4億9173万株)、売買代金は2兆1734億円(同1兆682億円)。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は1385(前引けは1547)銘柄、値下がり銘柄数は703(同553)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けも15業種)が値上がりし、値上がり率上位は、繊維製品、その他金融、金属製品、ゴム製品、電機機器、不動産、証券/商品先物、サービス、精密機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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