マルマエの4月末の受注残高は前年同月比59.1%増加、半導体分野、FPD分野とも連続大幅増加

6264 マルマエ<6264>(東1)

■半導体分野は3月に続き検収が過去最高水準で推移

 マルマエ<6264>(東1)が5月21日の午後発表した2021年4月末の受注残高は、半導体分野、FPD分野、その他分野とも前月に続いて大幅に増加し、全体の4月末の受注残高は前月比18.2%増加し、前年同月比では59.1%増加し1512百万円となった。前回発表の3月分は前年同月比42.2%増だった。

 半導体分野は、3月に続き検収が過去最高水準で推移するなか、新規顧客からの受注が本格化するなど、さらに好調であったことから、対前月増減率は31.7%増、対前年同月増減率では58.9%増の991百万円となった。

 FPD分野は、受注検収共に順調であったことから、対前月増減率は2.7%増、対前年同月増減率では59.0%増の512百万円となった。その他分野は、出荷検収が好調に推移し、対前月増減率は70.5%減、対前年同月増減率では89.2%増の8百万円となった。

 今後の見通しとしては、半導体分野は、メモリ向けも好調だが、特にロジック向けの拡大が市場をけん引する状況にある。当社においては、受注残の内容から第4四半期以降は検収の一段高が見込まれるなかでも、高水準な受注は継続する見通しであり、受注残は多少の山谷はありながらも好調に推移すると想定する。また、新規顧客からの量産受注も本格化しており、拡大が続く見通しを持っているとした。

 FPD分野では、市場環境が回復傾向にある。当社においても、従来顧客に加え、新規顧客からの受注効果も出始めており、しばらくは好調な受注が予想されるとみているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る