シチズン時計は円安も材料視され再び上値を指向、今期黒字回復を予想

銘柄フラッシュ

■直近は為替前提に対しドルで3円、ユーロで7円の円安

 シチズン時計<7762>(東1)は5月24日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は4%高の428円(16円高)まで上げて3月9日につけた昨年3月以来の高値434円に迫っている。今期・22年3月期は黒字回復を予想し、業績回復期待が強く、日経平均の200円高などを受けて注目が再燃する様子となっている。

 2021年3月期の連結決算は各利益とも予想を大幅に上回る赤字改善となり、今期・22年3月期の連結業績予想は、売上高を25.8%増の2600億円とし、営業利益は100億円など、各利益とも黒字回復を予想する。その為替前提は1USドル105円、1EUR125円を想定。これに対し、直近の実勢レートは対ドルで3円、対ユーロで7円、各々円安のため為替差益などが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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