三陽商会は早い梅雨対応のレインコレクションなど注目され年初来の高値を更新
- 2021/5/31 10:21
- 材料でみる株価
■業績は6期ぶりの営業黒字化予想などで回復傾向
三陽商会<8011>(東1)は5月31日、時間とともに上げ幅を広げ、9時40分にかけて8%高の917円(66円高)まで上げて3月中旬の年初来高値を2か月半ぶりに更新した。今期黒字化予想の業績回復に加え、今年の梅雨が早く到来したにもかかわらず5月中旬にレインコレクションを開始するなどの迅速な対応に注目する様子がある。
今期・2021年12月期の連結業績予想は6期ぶりの営業黒字化とするなどで回復傾向。また、今年は梅雨入りが早い中で、5月12日から、タウンユースで着用できるレインコートやレインシューズなど、20代後半から30代の女性をコアターゲットにした「MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)」のレインコレクションを全国百貨店やオンラインストアで開始し、先行者利得などが期待されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)