【季節の一枚】金沢の武家屋敷、近江町市場
- 2015/6/14 15:02
- 季節の一枚
2015年6月の金沢(その2)。武家屋敷は金沢駅から南西方向へ、青く澄んだ用水路に癒されながら徒歩約30分。南北に通る広い道を渡ると風景が一変する。
秋田角館の武家屋敷は幅10メートルはある広い通りの両側に黒塀の屋敷が並んでいた。金沢の武家屋敷は、甲州流兵法を取り入れた造り、だそうでT字路と袋小路の細い通りが入り交じっている。板の黒塀ではなく黄土色の土壁が金沢らしい。カラオケ演歌の友禅流しの場面はここだろう。
武家屋敷の部屋を改良した喫茶室で年代ものの庭木を眺めながらの抹茶はひとしおだった。
繁華街の香林坊の近くに近江市場がある。近江商人が作ったという説もあるそうだ。敷地は約3ヘクタール、店は300軒ていどあるそうだ。東京のアメ横、京都の錦市場、大阪の黒門市場などと肩を並べる市場だろう。
地元のブリ、エビ、カニなどが並び、岩牡蠣、ノドクロ、タイなどの高級な海の幸もどーんと並んでいる。店の主が大きい真鯛を持ち上げて進んでカメラに向ってくれた。ノドクロの干物を安くしてくれた。