■時価総額も最高更新し機関投資家が最も好むパターンの指摘
トヨタ自動車<7203>(東1)は6月2日、続伸一段高で始まり、取引開始後は9610円(187円高)まで上げて6日連続の上場来高値更新となった。引き続き株式5分割や6月18日に開始する自己株式の取得(自社株買い)などが好感されている。
株式5分割と自社株買いは5月12日に発表。9月30日を基準日として、同日付の株主の所有する当社普通株式を、1株につき5株の割合をもって分割。また、自社株買いは、4100万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.46%)、または取得総額2500億円を上限に、2021年6月18日から年9月30日まで実施。
連続の上場来高値更新相場となり、時価総額も最高を更新してきたため、市場関係者からは、機関投資家が最も好むパターンになってきたとの見方が出ている。外国人買いの流入も増えているようで、1万円目標との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)