三井不動産は後場一段高、シェアオフィス事業の拡大や物流施設の都市部進出など材料視される

■東京ドームホテルと提携し「ワークスタイリング」拠点大きく拡大

 三井不動産<8801>(東1)は6月2日の前場、時間と共に強含んでジリ高となり、前引けにかけて4%高の2668.5円(100.5円高)まで上げて前場の高値で引けた。後場寄り後は一段高の2686.0円(118.0円高)まで上げている。

 法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」と東京ドームホテル(東京都文京区)が5月31日付で提携し、これにより、ワークスタイリングの拠点ネットワークが6月1日から131拠点に拡大すると発表済みで、ビルやホテルの新たな活用モデルとして注目されている。

 また、2日は、「ネット販売を支える物流施設が郊外から都市部に進入し(中略)、米物流大手プロロジスは日米欧の都市部に小型物流拠点を相次ぎ開設し、三井不動産は2023年に東京・江東で2施設を設ける」(日経QUICKニュース)などと伝えられて注目を集めた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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