■リモートワーク併用でもさらなる事業拡大と人員追加を予定
ジーニー<6562>(東マ)は6月3日、再び一段高となり、13%高の1611円(187円高)まで上げて2018年以来の1600円台に進んだ。2021年3月期の完全黒字転換などが好感されて5月上旬から快調な上げ相場を見せている中で、6月2日、本社オフィスの増床を発表し、改めて注目されている。
6月2日、事業拡大に伴う本社オフィス増床のお知らせ」を発表し、現在入居するビル6階に加え、5月25日より5階にも増床したと開示した。今後さらなる事業拡大と人員追加を予定しており、緊急事態宣言解除後もオフィスワークとリモートワークを組み合わせた働き方を検討していくが、増床することとした。
前3月期の連結業績は完全黒字化しただけでなく、同社が重視するEBITDA(償却前利益、営業利益+減価償却費+のれん償却額)が587百万円(前期比173.7%増)となり激増した。こうしたことと合わせ、増床は一層の業績拡大につながる積極策と受け止められている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)