■2倍巻ロールは輸送、収納など効率かさせ「SDGs」にも寄与
王子ホールディングス(王子HD)<3861>(東1)は6月4日、続伸基調で始まり、取引開始後は666円(17円高)をつけ、下値圏からの出直りを強めている。為替の円安に加え、「長さ2倍巻」のトイレットロール新製品を拡充していること、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が5月末に目標株価を600円から700円に引き上げたことなどが材料視され、注目度が徐々に上向いている。
「長さ2倍巻」のトイレットロールは、売り場や在庫などでの収納スペース削減、品出し回数の逓減、輸送効率の向上、トイレでの交換回数の半減などの利点があり、「SDGs」にも寄与するとして注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)