【株式市場】ワクチン大規模会場の増加など好感されるが日経平均は朝高のあと伸びきれずTOPIXは小安い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万9005円88銭(64円36銭高)、TOPIXは1958.84ポイント(0.35ポイント安)、出来高概算(東証1部)は4億8532万株

 6月7日(月)前場の東京株式市場は、大規模会場方式でのワクチン接種拡大の動きや前週末のNY株大幅反発を受け、日経平均は取引開始直後に299円68銭高(2万9241円20銭)まで上げた。日本郵船<9101>(東1)は証券会社の投資判断もあり一段高。東京エレクトロン<8035>(東1)なども高い。一方、トヨタ自<7203>(東1)などは朝寄り後間もなく反落模様に転じ、円高などがブレーキの様子。日経平均も一進一退からダレ模様になり、前引けは小幅高にとどまった。TOPIXは小安い。

 芝浦メカトロニクス<6590>(東1)、マルマエ<6264>(東1)が一段高となり、田岡化学<4113>(東2)、東洋合成<4970>(JQS)は戻り高値を更新など半導体関連株が強い。ライトアップ<6580>(東マ)はジオコード<7357>(JQS)との提携など材料視され急伸。

 東証1部の出来高概算は4億8532万株、売買代金は1兆1044億円。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は1114銘柄、値下がり銘柄数は950銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種が値上がりし、海運、その他製品、サービス、精密機器、情報通信、水産農林、鉱業、証券商品先物、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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