日本ケミファが後場ストップ高、「抗うつ・抗不安」で薬大日本住友製薬との共同研究契約に注目集中

ストップ高 上がる 高い

■元プロ球界人の失踪報道や女性タレント休養を念頭に注目も

 日本ケミファ<4539>(東1)は6月日、後場一段高となり、13時前からストップ高の2771円(500円高)で売買されている。同日午前、大日本住友製薬<4506>(東1)と連名で共同研究開発契約を結んだと発表。材料視されている。

 日本ケミファが研究開発中(非臨床段階)の新規抗うつ・抗不安薬候補化合物NC-2800について、共同研究開発契約およびオプション契約を締結した。

 「抗うつ・抗不安薬」ということで、株式市場関係者の中には、元プロ野球・中日ドラゴンズの門倉健氏に関するニュースや、タレント・深田恭子さんの休養を思い浮かべて注目する様子があった。

 発表によると、NC-2800は、2018年1月に国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業に採択された研究開発課題「オピオイドδ受容体活性化を機序とする画期的情動調節薬の開発」の対象化合物で、AMEDの支援のもと、日本ケミファが代表機関として研究開発を進めてきたという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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