理研ビタミンは後場も一段ジリ高、中国子会社の譲渡・債権放棄で重荷おろした印象

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■一気に年初来の高値、昨年10月急落前の水準まで戻る期待が

 理研ビタミン<4526>(東1)は6月9日、大きく上げたまま後場も一段ジリ高基調を続け、14時30分過ぎには9%高の1608円(132円高)をつけて年初来の高値を更新し、昨年11月以来の1600円台に進んだ。

 6月8日の夕刻、連結子会社(青島福生食品有限公司)の持分譲渡と債権放棄を発表。20年10月に株価がストンと下押した要因は同子会社の不振などによる業績予想の下方修正だったため、重荷を置いたようなアク抜け感が出ているという。

 昨年10月の大幅安の前は2000円から2300円のゾーンで推移していた。このため、今後の業績予想などによっては、この水準まで回復する場面があるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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