アスカネットは22年4月期増収・営業増益予想

(決算速報)
 アスカネット<2438>(東マ)は6月11日の取引時間終了後に21年4月期決算を発表した。新型コロナ影響で減収・減益だった。22年4月期は増収・営業増益予想としている。上期は引き続き厳しいが、徐々に新型コロナ影響が和らぐ見込みとしている。全体として保守的な印象が強いため上振れ余地がありそうだ。収益回復を期待したい。株価は反発力が鈍く年初来安値圏だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■21年4月期減収減益、22年4月期増収・営業増益予想

 21年4月期の業績(非連結)(5月21日に利益を上方修正)は、売上高が20年4月期比12.2%減の57億73百万円で、営業利益が60.9%減の2億77百万円、経常利益が53.4%減の3億30百万円、当期純利益が55.0%減の2億25百万円だった。新型コロナ影響で減収・減益だった。配当は3円減配の7円(期末一括)とした。

 葬儀関連のメモリアルデザインサービスは2.6%減収で6.6%減益だった。遺影写真加工収入や演出ツールが減少した。オリジナル写真集関連のパーソナルパブリッシングサービスは19.2%減収で49.0%減益だった。ウエディングなどのイベントの中止・延期の影響を受けた。空中結像プレート関連のエアリアルイメージングは12.2%増収だが赤字拡大した。研究開発費が増加した。

 22年4月期の業績(非連結)予想は、売上高が21年4月期比8.6%増の62億70百万円、営業利益が2.7%増の2億85百万円、経常利益が13.9%減の2億85百万円、当期純利益が11.3%減の2億円としている。配当予想は21年4月期と同額の7円(期末一括)とした。

 上期は引き続き厳しいが、徐々に新型コロナ影響が和らぐ見込みとしている。費用面では減価償却費や研究開発費などが増加するが、増収効果で吸収する見込みだ。経常利益と当期純利益は前期計上した保険解約益の剥落で減益予想としている。全体として保守的な印象が強いため上振れ余地がありそうだ。収益回復を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は反発力が鈍く年初来安値圏でモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。6月11日の終値は1011円、今期予想PER(会社予想EPS11円87銭で算出)は約85倍、時価総額は約177億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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