ダイキンは出直り傾向、大手証券の投資判断で下げたがコロナ禍のエアコン商戦で優位の見方

■「換気ができるエアコン」で先行

 ダイキン工業<6367>(東1)は6月15日、続伸基調で始まり、取引開始から30分を経過後は2万490円(240円高)まで上げ、下値圏からジリジリ出直っている。「換気ができるエアコン」で先行し、大手証券による投資判断を受けて直近下げたものの、コロナ禍のエアコン商戦で優位とされて注目は根強いようだ。

 大手証券がダイキン株式の目標株価を2万4500円から2万円に引き下げたと6月8日に伝えられ、株価は8日に660円安(3.1%安)、翌9日は615円安(5.8%安)と大きく下押した。ただ、その後は持ち直し傾向となり、2万円の大台が下値を支える展開になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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